亡くなった父が加入していた生命保険や医療保険ってどうやって調べるの?

ふじい行政書士

愛知県で【相続手続・遺言作成】を専門に行っている女性の行政書士です。
ここでは、亡くなった方が加入していた保険について調べる方法をご説明しますよ!

亡くなった方が加入していた保険についても、相続財産となるものがあります。
漏れなく保険について調べる方法をご紹介いたします。

【この記事の信頼性】
遺言作成や相続手続を専門に行っている行政書士自らが書いています。
・実際に業務で多くの相続手続を行っており、豊富な経験に基づいたアドバイスを記載しています。
・建前と本音(実務)をあわせて掲載しており、単なる知識だけではなく、実際の手続きでお役に立てます。

①保険証書を調べる

まずは、基本的なところですが、亡くなった方が加入していた保険がないかどうか、保険証書をさがしてみましょう。
この時、どのような保険を調べるか?ですが、答えは全部です。

死亡保険、医療保険、火災保険、自動車保険・・・すべて相続財産となる可能性があります。
死亡保険はもちろんのこと、相続では、「亡くなった日現在で解約するといくらもらえるか?」という視点で、相続財産に計上する必要があるものもあります。
実際の解約時に受け取れる保険金とは異なる場合もありますので、注意しましょう。

②銀行通帳を確認する

保険証書が見つからなくても、保険料の引き落としがないか、銀行の通帳を調べてみましょう。
クレジットカード払いにしている場合もありますので、カード明細も確認しましょう。

③建更、共済保険を確認する

亡くなった方が農協に銀行口座をお持ちの場合は、建更や共済保険の加入も調べてみましょう。
残高証明書の取り方と同じように、必要書類を持っていけば窓口で調べられます。

まとめ

見つかった保険が相続財産になるかどうかは置いておいて、まずは保険の加入がないかどうか、すべて確認してみましょう。
実際の相続では、相続人の方が知らないうちに故人が保険に入っていて、相続財産が数千万円単位で増えたなんてこともありますよ。

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