もめる相続⑦ ~調停や裁判になる相続~
ケース⑦ 調停や裁判になる相続
ご相談に来られる相続は、ほとんどが無事円満(?)に解決します。
しかし、中にはどうしても分割がまとまらず、調停や裁判に移行してしまうケースがあります。
そもそも他の相続人が分割の場に参加してくれないケースは仕方ありませんが、それ以外ではどういったケースがもめやすいのでしょうか?
答えは「相続人が子だけの相続」です。
両親のどちらかが亡くなり相続が発生した場合、もう片方の親が抑止力となり、子供同士がもめることは少ないです。
しかし、その後、もう片方の親が亡くなった際に、前回(先に亡くなった方の親)の相続も含めて、子供同士でもめてしまうケースがあります。
生前の親との口約束や、親の介護など・・・、それぞれに主張があり、一旦もめると引くことは難しいように思います。
最終的には弁護士を立てて調停、あるいは裁判といったケースを見てきました。
中には、相続人の子供や配偶者といった、相続人ではない方々も出てきて、収拾がつかない状態になることも珍しくありません。
まだもめてないけど、将来もめそう・・・といったご心配事があれば、ぜひ一度無料相談にお越しください。