オススメ!遺言を書くタイミング5選

前から遺言を書こう書こうと思っているんだけど、なかなか書くタイミングが無いわ。

ふじい行政書士

愛知県で【相続手続・遺言作成】を専門に行っている女性の行政書士です。
遺言はいつ書いてもいいですが、いつでもいいと言われると先延ばしにしがちですよね。
ここでは、おススメの遺言を書くタイミングをご紹介します。

【この記事の信頼性】
遺言作成や相続手続を専門に行っている行政書士自らが書いています。
・実際に業務で多くの相続手続を行っており、豊富な経験に基づいたアドバイスを記載しています。
・建前と本音(実務)をあわせて掲載しており、単なる知識だけではなく、実際の手続きでお役に立てます。

家族構成が変わったとき

たとえば、結婚したり、離婚したり、子供が産まれたり、養子縁組をしたりなど、家族構成が変わったときは遺言を書くタイミングです。

家族構成が変わると、当然、相続人も変わる可能性が高いです。
今までは、自分に何かあったら家族仲良く財産を相続してくれるはず・・・と思っていても、その家族構成が変わると遺言をのこしておいた方がいい場合もあります。

体調に変化があったとき

大きな病気をしたときや、逆に完治したときなども、遺言を書くタイミングです。
これからの生活を考えるときに、自分の財産も見直しをしましょう。

身体の不調だけでなく、最近記憶力が落ちている、親しい人の名前が思い出せないなど、加齢による不安があるときも同様です。

認知症など、判断能力が疑われる状態で書かれた遺言は、相続人からの主張で無効となる可能性がありますので、不安な方は今のうちに遺言をのこしておきましょう。

家族との関係性が変わったとき

家族構成は変わっていないけど、相続人となる家族との関係性に変化があったとき。
いいときも悪いときも、自分の財産を誰に相続してもらいたいか、よく考えましょう。

たとえば、今までは、子供3人で均等に相続して欲しいと思っていたけど、長男が家に戻って来て、家業を継ぐことになったなど、家族との関係性が変わるときが遺言を書くタイミングです。

その時々の家族関係に応じて遺言を書き直していく必要があります。

ずいぶん昔に作った遺言では、亡くなった時の自分の意思が反映されているとは限りません。

新しい人間関係ができたとき

たとえば、お世話になった人に自分の財産あげたい。
でも相続人ではないから、このままでは残せない。

こういうときは、遺言で遺贈することができます。
逆に、遺言が無い場合は、相続人しか相続できませんので、生前に贈与する必要があります。

相続人以外で財産を渡したい方ができたときも、遺言を書くタイミングです。

最後におススメするタイミングが「今」です!
いろいろ考えずに、とにかく今から一度遺言を書いてみましょう。

この記事を読んでいるということは、いつか遺言を書こうかなと思っていたり、誰かに書いてもらいたいと思っている方だと思います。

その方におススメしたいのが、思いついた「今」が遺言を書くタイミングです。

遺言は一度書いたらそれで終了という訳ではなく、何度でも書き直すことができます。
人生のライフステージが変わるごとに、遺言内容も変更した方がいいかどうか、見直しをしてみましょう。

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